
アルミ缶を集めると、車イスに交換してもらえると聞きました。

どうしてアルミ缶が回収され、活用されているとおもいますか?それは素材であるアルミは再生してもグレードの落ちない資源で、アルミ缶などは使用したものが何回でも再生し活用ができます。アルミは製錬の過程で電気を大量に使いますが、再生のために使う電気の量は3パーセントですみ、97パーセントもの電気エネルギーを節約することができます。
また、アルミ缶が、直接車イスに変身するのではありません。収集したアルミ缶を、貴金属廃品回収業者に買い取ってもらい、そのお金で車イスなど目的に応じたものを購入します。
活用方法
- 環境やリサイクルといった視点から、行政の資源回収に協力することも、地域の中での身近な活動としては、良い方法といえ
- 遠隔地の収集・交換団体に協力する方法もありますが、整理をしたり梱包の手間もかかります。収集・交換団体も貴金属廃品回収業者に買い取ってもらった代金を送料に当て、車イスを購入し送ってくるのです。
- 収集活動を始めるにあたっては、何のためにこの活動をするのか、【活動目的→換金方法→活用方法】などを最初にしっかり決め、情報を把握して活動することが大切です。
コーディネーターに一言!
「ちりも積もれば」ということですがプルタブの収集活動は、あくまでも「落ちていたら拾う」という捉え方で良いと思えます。現在は、ステイオンタブ(散乱防止のため、缶からはずれないようになっている)になっています。手を痛めてわざわざ取る必要はありません。