福祉の総合相談、コミュニティソーシャルワーカー(地域福祉コーディネーター)

「どこに相談したらいいかわからない」ときは社会福祉協議会へ!

 

地域で暮らしていくうえで生じるさまざまな問題は複雑に重なり合っていて、「誰に相談したらいいかわからない」「解決の糸口さえ見つからない」ということもよくあります。社会福祉協議会では、多様な相談・支援機能と地域のネットワークを生かして、暮らしや地域の困りごとに総合的に対応します。

総合相談の実施

社会福祉協議会では、「心配ごと相談」や「福祉総合相談」といった、個人からの相談だけではなく、地域のさまざまな団体、組織からの相談も受け止め、解決に向けて取り組んでいます。

心配ごと相談

生活上の心配ごと、困りごとなど、不安や悩みを受け止めて解決に導きます。法律相談等、専門相談も実施しています。

福祉総合相談

福祉、生活に関わるあらゆる相談を受け止め、専門相談機関と連携して相談・援助をすすめています。

コミュニティソーシャルワーカー(地域福祉コーディネーター)の活動

地域に出向いて様々な困りごとをキャッチし、その解決に向けて取り組むとともに、住民やボランティア、福祉関係者等と協力しながら誰もが安心して暮らせる、つながりのある地域づくりを進めます。既存の制度で対応できない問題に対しては、行政をはじめ多方面に働きかけて新たな仕組みを創出します。

活動例

・80代の高齢の親と就労せずひきこもりがちな50代の子の世帯への支援から気軽に出かけられる「居場所」を開設。同様な境遇にある人の参加が徐々に増え、職業体験から就労に向けて段階的な支援を実施する取り組みに発展した。

・路線バスの縮小により買い物が不便になったため、地域の商店街や社会福祉法人・福祉施設と連携して定期的な送迎をスタート。ボランティアが付き添い、会話を楽しみながら買い物の手伝いをしている。

生活福祉資金の貸付

低所得・障害者・高齢者等世帯単位で状況に応じた資金、たとえば、就職に必要な知識・技術等の習得や高校、大学等への就学、介護サービスを受けるための費用等の貸付けを行っています。生活困窮者自立支援制度と連携し、市区町村社協が窓口となって支援しています。

厚生労働省
生活福祉資金貸付制度

生活困窮者自立支援制度における事業の実施

生活困窮者自立支援制度の事業を受託し、「働きたくても働けない」「住むところがない」などの生活全般の困りごとに対応し、就労にむけた支援や家計相談、生活困窮世帯の子どもの学習支援等を行っています。

厚生労働省
生活困窮者自立支援制度

ページTOP